多くの人を悩ませる陥没乳頭の主な原因を知って、症状に合わせた対処を

陥没乳頭とは、簡単に言うと乳頭が内側に埋没してしまう症状を指します。
決して珍しい症状ではなく、成人女性の10人に1人は陥没乳頭に悩まされていると言われています。
必ず両方の乳頭が陥没する訳ではなく、片方だけのケースもあり、少しの刺激を与えると乳頭が突出するのは比較的軽い症状です。
主な原因を探ると、何らかの理由で乳頭を支える筋繊維組織が未発達であることや、母乳を乳頭へと運ぶ乳管が他の器官と比較して成長しきれなかった事が関係しています。
近年では食生活の変化によって女性の胸が大きくなる傾向にありますが、発達の段階で乳管の発達の方が追い付かなくなると埋没してしまいます。
サイズの合わないブラジャーをする事も原因となるため、しっかりと自分のバストサイズに合わせたものを購入する事が大切です。
比較的症状の軽い仮性の陥没乳頭なら、ブラジャーのサイズが小さければ、もう少し大きいものに変えるだけで治せますし、マッサージで刺激を与えるのも有効です。
マッサージをする際には痛みを感じるほどの力は加えないようにして、入浴後に行うと良いとされています。
乳頭吸引器と呼ばれるものもあって加圧で治せることもありますが、それでも効果が出ない時には医師への相談が必要です。

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